オーガニック認定パフュームコスメブランド「Hiroko.K」の主宰で、南フランスのLABOにてオーガニック香りを開発する調香師であり、ナチュラルオーガニックコスメの開発者。そして、アロマセラピーアソシエイツを百貨店で展開し、いちはやくナチュラルコスメ(オイル美容)を広めた人物。Hiroko Kondoさんに聞く、取り入れたくなるスキンケアやオーガニック香水、について連載インタビュー。
Ashley読者の皆さん!もうこれでお肌の悩みの解消や正しいオーガニックオイルの使い方、香水の歴史や魅力まで全てを知ることができるかも!? なんとなくの知識よりプロフェッショナルから教わるものって本当に貴重な体験。Hirokoさんのインタビュー連載をぜひお楽しみください。
HIROKOさんとはじめてお会いしたのは、2017初秋。ライフスタイルブランド「MR.ミスター」・代表みかさんの紹介でHIROKOさん自信のブランドアイテムの[香る会]でイベントセミナーでした。見るからにオーラがある方で、その香りのお話の内容に、どんどん吸い込まれていくような感覚を、今でも覚えています。香水の歴史の話、オーガニックの定義や香りのブレンド等、楽しい時間はあっという間に過ぎていくものです。そんなHIROKOさんからのアドバイス。必見です!
夏のひんやり、毛穴引き締め手作りパック
お風呂上がりに、最適です。
8月も20日を過ぎ、まだまだ残暑が厳しいですが、吹く風に秋を感じるようになってきました。
今回は、ご⾃宅のキッチンで簡単に作ることができ、お風呂上がりにお使いいただける、ホームケアのための手作りパックをご紹介します。石油系化学合成品を含まないパックで、日に焼け、夏の汗をたっぷりかいて額や小鼻の毛穴が開いてしまった肌をヒーリングして引き締め、肌細胞を元気にしましょう!
パックに使う材料は、修れん効果のある「キュウリ」、そして火照った肌に最適なたんぱく質の栄養を与えてくれる「ヨーグルト」です。暑い国でヨーグルトとキュウリを使った飲み物があるように、この組み合わせの相性は抜群です。
材料(1回分):
- キュウリ 1/2本
- ヨーグルト 50g
- 小⻨粉 20g
- Kのバランシングオイル(サンフラワーオイル、アルガンオイル、ホホバオイル、オーガニックエッセンス)5~6滴、手のひらにとったとき10円玉ぐらいの大きさが目安
100%天然ナチュラルオーガニック成分、香りはCOSMOS (international organic natural license ) 認定のオーガニックの美しい香り。その香りが肌に残り、心地よい素肌で過ごせます。
Do you know ? ヨーグルトのホエイ《乳清》
ヨーグルトの上にうっすらと浮いているホエイ《乳清》。どんなものなのでしょう?
- 乳たんぱくの一部で、皆さんがよく目にする代表的なホエイ《乳清》には、ヨーグルトの上澄み液があります
- 牛乳に含まれているカゼインたんぱく質と比較すると、ホエイたんぱく質は身体への吸収が早いことで知られています
- 乳清たんぱく質はサプリメントとして流通し、代替医療としても⽤いられています
- 牛乳アレルギーのある方には、ホエイ《乳清》がアレルギーの原因にもなることがありますが、牛乳アレルギーの主な原因はカゼインだと⾔われています*
*個人差があります。
作り方:
- まず、キュウリをすりおろします。その際キュウリからでるエキス(汁)も保湿成分として使います。
- 次に、ヨーグルトとキュウリをあわせ、よく混ぜます。ホエイ《乳清》がヨーグルトの表面に浮いいていれば、それをしっかり使いましょう。
- さらにKのバランシングオイルをいれて、混ぜます。
- 最後に小⻨粉を加え、耳たぶくらいの柔らかさになるまでよく混ぜれば完成です!
小⻨粉にはヨーグルト、キュウリ、バランシングオイルの成分を安定してつなぎ合わせ、クレイのように肌の上で毛穴の汚れを吸着する働きがあります。
使い方:
洗顔後の顔、首、デコルトなどにしっかりとヨーグルトパックを乗せて、5~10分ほど置いた後、洗い流してください。手や足にもお使いいただけます。
パック後には、保湿のためにHiroko.Kのバランシングオイルを目の周りや額にしっかり塗布して、指の腹で軽くマッサージしてみてくださいね。
防腐剤を配合していないので、使い切りとしてください。フェイス、首、胸の部分などに広げて、まだ手作りパックが残っているようでしたら、両手などにつけてハンドパックなどしてみてください。
良い香りに包まれながら十分な睡眠をとれば、翌朝陶器のような白いしっとりとしたお肌を手に入れていただけますよ。
注意事項:
お肌に異常が生じていないかよく注意して使用してください。お肌に合わないときは、使用を中止してください。