皆さん、「ミニ四駆のドレスアップステッカー」って、ご存知ですか?
男の子たちが遊ぶ、手のひらサイズのレーシングホビー「ミニ四駆」。その模型の車をカスタムするのに使うステッカーのこと。(↓)こちらがそのステッカーです。
そして、このミニ四駆のドレスアップステッカーのみを加工せずに使用した作品を制作しているのが、” Funny Dress-up Lab “。

©︎Funny Dress-up Lab_作品

©︎Funny Dress-up Lab_作品

©︎Funny Dress-up Lab_作品
昨年2019年11月のこと。Ashleyライターkumikoちゃんと夕飯の約束をした日のこと。kumikoちゃんの連絡網により、とある方たちが急遽合流した食事会。そこに、Funny Dress-up Labさんが、まさかご一緒するなんて思ってもいませんでした。
作品はタイトルにもあるように、ミニ四駆のドレスアップステッカーのみを加工せずに使用した作品を制作していて、世の中にあるドレスアップステッカーを使い切った時に制作は終わりを迎えるそうです。とても貴重なアートワーク。
そんな Funny Dress-up Labさんの作品についてお伺いするうちに、私も何かコラージュしてもらいたい。とわがままな発想により、愛用中メガネ(EFFECTOR/エフェクター)のテンプルにコラージュしてもらうこととなりました。メガネを解体し、ようやく送ることができました。(2020年1月)

送る前の解体したメガネ
「何か希望はありますか?」の問いに、私は「色のバランスなどは、今の気分にお任せしたいなぁ~と思っているのですが、左右のバランスはアシンメトリーだけど、何故だか左右がマッチングしてる!みたいなクールな感じはいかがでしょうか?」という、曖昧な回答を…。
そして、待つこと約1ヶ月。「作品完成しました。」の連絡が入り、無理を言って写真をいただきました。ひと目見た瞬間、 想像以上の仕上がりに感動。(2020年2月)

ボンさん撮影
そして、サイン入りのエアパッキンに包まれて早速手元に到着。
実物を手にすると細かいコラージュのデザインがダイレクトに味わえます。解体していたメガネを組み立てて全体像はこんな雰囲気になりました。
今すぐかけたい!!思いを我慢して、せっかくだからレンズも雰囲気に合わせて変えることにしました。(↓)わかりづらいですが…グレーのグラデーション(25%)のレンズに変更。世界でオンリーワンのメガネに大満足です。
正面から見ると、黒縁メガネ。と思いきや、サイドからの表情はがらりと変わり、インパクト大でかっこいい。まだかけて数日ですが、そのメガネかっこいいですね。とお声がけいただくこともあるくらい、コラージュの存在感たるや。無理言ってお願いしてよかったと心底思います。私の知人いはく「カスタムは正義です!!(Custom is Justice!!)」まさに、そのフレーズにつきる一品となりました。カスタムする楽しさ。皆さんはもしも、Funny Dress-up Labさんにコラージュしてもらえるとするならば、何をどんな風にドレスアップしてもらいたいですか?
そして、いつの日か 読者の皆さんにも、Funny Dress-up Lab さんの作品を鑑賞できる機会が訪れますように。
【プロフィール】
Funny Dress-up Lab
▼Instagram
https://www.instagram.com/fxdul/

©︎Funny Dress-up Lab
■ in Japanese ■
1978年生まれ。千葉県千葉市出身。京都府在住。
本来ミニ四駆をドレスアップする為に生産、販売されていたドレスアップステッカーが持つ、
鮮やかな色彩、独特な形状、版ズレ、デッドストックであるという様々な面に魅了され、
ドレスアップステッカーのみを加工せずに使用したコラージュ作品を制作している。
世の中にあるドレスアップステッカーを使い切った時、制作は終わりを迎える。
■ in English ■
Born 1978 in Chiba, JAPAN.
Funny Dress-up Lab is a collage artist only using by Mini 4WD Dress-Up Stickers.
He was fascinated by Mini 4WD Dress-Up Stickers which made it for Tamiya’s Mini 4WD toys to dress up itself.
Mass produced sticker has “distinctive shapes”,”vividly colored”, and “defective printed or shape”, all those reasons made him to use it for his art.
Deeply in his mind in his art.
Never change the original shape and ended up to use these massive of Mini 4WD Dress-Up Stickers in the world.
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Solo Exhibitions
2019 “Funny Dress-up Lab Exhibition+トミガヤ模型店”,Tomigayarrd,Tokyo, Japan
2017 “ミニ四駆から派生した未知なる部族の仮面への考察”, Fujii Dimaru, Kyoto, Japan
2017 “ミニ四駆から派生した未知なる部族の仮面への考察”, Gallery Jib, Tokyo, Japan
2017 “Re:beta”, QUIET NOISE, Tokyo, Japan
2017 “MIETESIMAUKARA SIYOUGANAI”, momurag, Kyoto, Japan
2017 “faceach (un) other”, SANAGI Shinjyuku, Tokyo, Japan
2016 “TOMASS”, BLOCK HOUSE, Tokyo, Japan
2014 “面面面面”, Gallery JIB, Tokyo, Japan
2013 “ROOOOOOOOts”, BLOCK HOUSE, Tokyo, Japan
2013 “BONNOU”, Maruwakaya, Tokyo, Japan
2010 ”X12••”, METEOR, Tokyo, Japan
2009 ”Funny Dress-up Lab Exhibition”, Dish, Tokyo, Japan
Selected Group Exhibitions
2019 “Asian Unit Group Show SEOUL”, wall.seoul, Seoul, Korea
2018 “pop & street -AN ANNUAL 2018”, fort Gallery, Tokyo, Japan
2017 “THE THINGS 2”, Shinjuku Ophthalmologist (Ganka) Gallery, Tokyo, Japan
2017 “MITR”, BRIDGE ART SPACE, Thailand
2016 “SHIBUYA Style vol.10”, SEIBU, Shibuya, Tokyo, Japan
2016 “川”, BLOCK HOUSE, Tokyo, Japan
2015 CHROME INDUSTRIES 1995-2015 TWENTY ANNIVERSARY ART EXHIBITION “CHROME 20 CUSTOMS”, WAG GALLERY, Tokyo, Japan
2015 “職人-解放区”, ISETAN, Shinjuku, Tokyo, Japan
2015 “Kendama Exhibition”, PINEBROOKLYN, Osaka, Japan
2015 “THE GIFTER order made gift Exhibition vol.1”, Elephant STUDIO, Tokyo, Japan
2011 “Art Fair KYOTO 2011”, Hotel Monterey Kyoto, Kyoto, Japan
Planned Exhibitions
2019 “#CreatorsUnite ART EXHIBITION”, Adidas brand core store, Tokyo, Japan
2019 “WALKMAN IN THE PARK”, Ginza Sony Park, Tokyo, Japan
2017 “OMNIBUS Exhibition”, JOURNAL STANDARD Shibuya, Tokyo, Japan
2017 “Suzuk 8 hours(MORIWAKI×Funny Dress-up Lab)”, Suzuka Circuit, Mie, Japan