映画業界のために私たちができること


“Stay home!”という言葉が飛び交う現在、SAVEtheCINEMAのような活動が始まっていることからも分かるように、日本全国の映画館が窮地に立たされている。このような状況がいつまで続くのか分からないなかで、映画を愛する私たちにできることとは何か?その答えのひとつが、「変わらず、映画を観続ける」ということである。

窮地に立たされているのは、渋谷や吉祥寺、そして京都にも展開した映画館アップリンクも例外ではない。多くの人に愛されていたシアターが、配給収入や映画館としての売上もないという状況に置かれているのだ。しかし、荒波に逆らうかのごとく新たな試みを打ち出している。オンライン映画館アップリンク・クラウドにおいて、さまざまなサービスを展開しているのである。


「寄付込み見放題プラン」で気軽に支援


アップリンクがこの4月よりスタートさせたのは、「寄付込み見放題プラン」だ。「アップリンク作品60本以上見放題」(2,980円/視聴期間3ヶ月)に寄付が付いたプランで、5,000円コースと10,000円コースの2つを用意。どちらも3ヶ月見放題クーポンが2つ付いてくるという優れものである。家にいながら好きな映画館をサポートできるとは、映画ファンにとってこれ以上の喜びはないだろう。アレハンドロ・ホドロフスキーの作品やグザヴィエ・ドラン作品など、何度でも観たい名作たちが目白押しなので、自粛中の退屈なムードは一変するはずだ。


未来の鑑賞チケットも販売中


アップリンクでは、再び映画館で映画を観られるようになったその日のための鑑賞チケットも販売中。アップリンク各店で使用できる上映回数券を、4つのプランで展開している。アップリンクのロゴが入ったトートバッグが付いてくるプランもあるので、みんなが安心して映画を楽しめるその日には、これを肩にかけ街に繰り出したい。


未来の映画館のために、今できることを


現在世界全体を包んでいる終わりの見えぬ不安は、これまでに築き上げてきた文化の息の根すら止めようとしている。しかしそれは決して許されることではない。映画や音楽などといった文化は、一見無力にも見えるかもしれないが、時には人を苦しみから救う防波堤にもなりうるのだから。

未来の映画館のために、また安心して映画を観ることのできるその日のために、私たちにできることをひとつずつやっていこう。

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