キャッチコピーは
音を立てたら、即死。

(C) 2018 Paramount Pictures. All rights reserved.
全米公開後、低予算ながら初登場No.1のオープニング成績を叩き出し、累計興行収入も「ドント・ブリーズ」「ゲット・アウト」など近年のホラー話題作を軽々越え、“呼吸の音さえ恐怖に変わる”緊張感が新たなホラー映画体験だとスティーヴン・キングやクリス・プラット、ライアン・レイノルズら著名人からのSNSでの口コミも殺到した・・・
と超話題作の「クワイエット・プレイス」。
そういえば佐藤健の彼氏感ハンパない公式LINEでも健が面白かったと送ってきたよ。
さて、この映画は、音に反応し人間を襲う“何か”によって荒廃した世界で生き残った1組の家族の物語です。手話を使い、裸足で歩き、道には砂を敷き詰め、静寂と共に暮らすエブリン&リー夫婦と子供たち。カサカサ枯れ葉が舞ったり、風が吹いたりする自然の音とかは大丈夫みたいですが、
自然発生ではない誰かが立てた音に反応して、“何か”がやってきます。
その“何か”って、
なんかもう最強なんよね・・・
スピードもでかさも威力もハンバないので、音を立てて“何か”がやってきたら
戦うのはほぼ無理。

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だから“音を立てない”という手段しか生き残る方法がないのです。
本当に“音を立てたら終わり”なんですね・・・。
音を立てない生活ってそんなにできるもんかと思ってたら
意外にできるものみたいで、手話で会話し静かに生活を送っている一家ですが
なんとお母さんのエブリン、出産を間近に控えているという
絶対声出さんとか無理やん(・_・)
っていう状況。

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出産時に声とか音を出さなかったとしても
赤ちゃん泣くやん?赤ちゃん音立てたらダメとかわからんやん。
出産時に運良く“何か”に見つからなかったとしても
その後どうやって育てんの??
といろんな疑問あったのですが
まーこの一家けっこうすごいです。
音を立てたら襲ってくる“何か”対策がすごい。
音をたてたら襲ってくる“何か”がいる世界で赤ちゃんを育てよう対策がすごい。
諦めない精神がすごいこの夫婦(゚∀゚)
この一家じゃなかったら速攻死んでる。
あ、だから生き残ってるのか・・・。
そしてこれね、静寂という緊張感で恐怖を駆り立てるのですが
私は小さな試写室で観せてもらったからなのか
空調の音が聞こえるぐらいの静寂よ。映画観てんのに。
お腹が鳴ったらアウトですねこれ(゚∀゚)
いや、そんな冗談とか言ってられませんよ。映画の中では。
音をたてることが生きるか死ぬかに関わってくるんだから。
ホラー映画としての緊張感もすごいんですが
父と娘の親子愛の話でもあるのです。
絶対勝つの無理!!!と思われているその“何か”に打ち勝つのはやっぱり
家族の愛なんだなーーーー
そしてこの映画、全く予想外のことばかり起こります。冒頭から。
家族の愛で乗り切れるんじゃないか!“何か”に勝てるんじゃないか!!
と思ってるけど、いや勝てるかもしれないって思わせてくれるんだけど
予想外のことばかりやらかすんですよ!みんな!!

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静寂なのにハプニング&サプライズ続出でもう目が離せません。
そしてこの緊張感と静寂アクション?(なんだこの表現)で一気に90分、その緊張感を持続させたまま観れちゃいます。
その“何か”とは何か?
それは是非劇場であなたの目で確認していただきたい!
この緊張感は家では味わえないなぁ・・・。
絶対映画館で観るのがいいと思うーーー!!!!
“何か”の正体が
おまえかーーーー!!!!!
と姿がわかった時はぞぞっとします。
いやー無理やー私絶対すぐ死んでるー!!!
音を立てたら盲目の最強じいさんが襲ってくる「ドント・ブリーズ」もめっちゃ怖かったし面白かったけど、あれは一番怖かったのじいさんの狂気だったのでまた違った恐ろしさですね。
いやー、お母さん役のエミリー・ブラントかっこいいわー、最後まで。
あの終わり方も私は大好き!!