12月28日から公開されている大泉洋主演の
「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」を鑑賞!
昨年末
今年久々に福岡でひとり正月を過ごす私は
“年末に実家に帰らない人”がいないんだろうかと思いながら
いろんな人に年末の予定を聞きまくっていて
年末に某フリーペーパー編集長と残業している時に
編集長は年末どうするんですか〜ときいてみたところ
「映画観に行こうと思ってて」という答えが返ってきて
え、何の映画ですかー?って聞いたところ
「こんな夜更けにバナナかよっていう映画」と言われて
あーあの大泉洋が出てるやつー!という会話をして
(編集長は大泉洋好き)
公開日が12月28日ときいて
そんな年末に公開初日で大丈夫なんすかね!!
といらぬ心配をしたりして
この映画気になっていたので
年明けてから、やっと観てきました!!

Ⓒ2018映画「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」製作委員会
ストーリー
筋ジストロフィーにかかりながらも自らの夢や欲に素直に生き、皆に愛され続けた実在の人物・鹿野靖明さんと、彼を支えながらともに生きたボランティアの人々や家族の姿を描いた人間ドラマ。大宅壮一ノンフィクション賞と講談社ノンフィクション賞をダブル受賞した書籍を原作に、「ブタがいた教室」の前田哲監督がメガホンをとり、大泉洋が主演を務めた。北海道の医学生・田中はボランティアとして、身体が不自由な鹿野と知り合う。筋肉が徐々に衰える難病・筋ジストロフィーを12歳の時に発症した鹿野は、いつも王様のようなワガママぶりで周囲を振り回してばかりいたが、どこか憎めない愛される存在だった。ある日、新人ボランティアの美咲に恋心を抱いた鹿野は、ラブレターの代筆を田中に依頼する。しかし、実は美咲は田中と付き合っていて……。医学生・田中を三浦春馬、彼の恋人・美咲を高畑充希がそれぞれ演じる。(映画.comより)
筋ジストロフィーにかかった実在の人物の話ときいて
かわいそうな映画なのかなと思ってしまった私を恥じたいぐらい
めっちゃ俺様な主人公鹿野にイライラしていた私。
何様やおまえは!!!!
と、深夜にバナナを買いにいかされた美咲(高畑充希)と同じぐらいイラッときてたのに
気がついたら鹿野さん(この時点でさんづけ(゚∀゚))の魅力に惹き込まれて
彼に笑わせられ、彼の生き方に考えさせられ
彼の本当の意味での生きたいという気持ちに胸を打たれる。
生きていくことについて
だんだん筋力がなくなっていき、命の期限を誰よりも身近に感じているはずの鹿野さんに
改めて考えさせられる。
映画を通して私達も彼に笑わせられながら。

Ⓒ2018映画「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」製作委員会
実際の鹿野靖明さんの周りに集まったボランティアは
楽しいから彼のそばにいるのだ。
ボランティアという名前で呼ばれてはいるけど
彼の周りに集まった人たちは、確実に鹿野さんといると楽しいから一緒にいたに違いない。
一緒にいると楽しいから側にいる。
そんな当たり前のことがとても難しかったりするけど
彼の生き方は周りを楽しくさせ、鹿野さんはそんなボランティア達と一緒に生きている。

Ⓒ2018映画「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」製作委員会
すごい人だなぁこの人。
と思いながら笑いながら、泣きながら観ていた映画だった。
そして、大泉洋が演じる鹿野さんだから
彼の人柄や、憎めない愛らしさを感じることができたんだと思う。
彼は周りの人に助けられながら生きている。
でもボランティアで集まった彼らも鹿野さんに助けられながら生きていくのだ。

Ⓒ2018映画「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」製作委員会
「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」は
ユナイテッド・シネマ福岡、ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13、Tジョイ博多 他にて公開中です。
笑って泣いて、この1年を楽しく全力で楽しもうと思った1本でした!!
みなさんも劇場で是非〜!!