【STORY】

満席の観客で賑わうウクライナのオペラハウスで、テロ事件が勃発。罪もない人々の大量虐殺を阻止するべく、特殊部隊が館内に突入する。部隊に参加していた名もなき男(ジョン・デイビッド・ワシントン)は、仲間を救うため身代わりとなって捕えられ、毒薬を飲まされてしまう…しかし、その薬は何故か鎮痛剤にすり替えられていた。昏睡状態から目覚めた名もなき男は、フェイと名乗る男から“あるミッション”を命じられる。

それは、未来からやってきた敵と戦い、世界を救うというもの。未来では、“時間の逆行”と呼ばれる装置が開発され、人や物が過去へと移動できるようになっていた。ミッションのキーワードは<TENET(テネット)>。「その言葉の使い方次第で、未来が決まる」。

謎のキーワード、TENET(テネット)を使い、第三次世界大戦を防ぐのだ。突然、巨大な任務に巻き込まれた名もなき男。彼は任務を遂行する事が出来るのか? そして、彼の名前が明らかになる時、大いなる謎が解き明かされる――。

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「ダークナイト」シリーズ、「インセプション」「インターステラー」「ダンケルク」など数々の話題作で私たちを魅了してきたクリストファー・ノーラン監督の最新作『TENET テネット』。全米で7月17日公開予定だった本作品は、新型コロナウイルスの影響で3度の公開延期を余儀なくされましたが、やっとやっと!全米でも9月3日に公開、日本は9月18日(金)公開となりました。

「現在から未来に進む“時間のルール”から脱出する」というミッションを課せられた主人公が、人類滅亡の危機に立ち向かう姿と、時間が逆行するゲーム性をリアルに描き、“今まで観たことのない”映像体験で、“時間は過去から未来へ向かうもの”という常識をぶっ壊してくれます。

主人公を演じるのは『ブラック・クランズマン』で注目されたジョン・デイビッド・ワシントン。相棒ニールに「トワイライト」シリーズ、そして来年公開予定の「ザ・バッドマン」でバッドマンを演じるロバート・パティンソン、その他にもノーラン作品ではおなじみのマイケル・ケインやケネス・ブラナーなどが共演。

タイムトラベルともタイムパラドックスとも違う、“未来から過去”へ流れる時間の中に放り込まれる主人公と同じように、観ている私たちも少しずつ少しずつ、この“逆行する時間”に慣れていくのです。

ただの逆回しではない計算された“時間の継ぎ接ぎ”を、スピードとアクションをプラスして前代未聞の新しい映像体験にして私たちを楽しませてくれます。

“時間のトリック”と“ストーリーのトリック”が組み合わさり、映画の経過時間と共に少しずつ答え合わせが行われるので、大丈夫、ちゃんとついて行けます!!ノーラン監督は観客を置き去りになんかしません。

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今回の最新作「TENET テネット」は、夢の階層を描いた「インセプション」と、空、陸、海それぞれの時間枠の組み合わせがこれまでにない緊迫感を生んだ「ダンケルク」2作品の世界観がとても似ているような気がしました。

「インターステラー」で5次元の世界をああもすんなり私たちに理解させてくれたノーラン監督ですから、今回の“時間を逆行する”っていう理解不能に思える設定を、サスペンスとアクションを加え、やっぱり私たちにきちんと理解させてくれます。

ただし、映画館のあのスクリーンと音響、そして“一時停止させない状況”から生まれる集中力と共にこの映画を味わうことをおすすめします。とにかく映像の衝撃、破壊力がハンパない映画ですのでできればIMAX鑑賞をおすすめします・・・。

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私はタイムトラベル、タイムパラドックスものが大好きなので「TENET テネット」ももちろん楽しみにしてたんですが、もう度肝を抜かれたというか現実世界では絶対に味わえない時間体験ができちゃうところとか、映画って本当に進化し続けるんだなぁと改めて思いました。

こんな映画観たことない!って毎回塗り替えてくれるノーラン監督は最高!!映画が私たちに与えてくれる奇跡は無限大なんだなと思わせてくれます。

更に今回気になったのはこの映画で流れる音楽。音楽というか音の表現力の幅の広さというか、時間を音で表現するとこういうことになるのかな?と感じた“メロディではない音とリズムの組み合わせ”で表現された“時間を感じる体感”も味わって欲しいと思います。ちなみに音楽を担当したのはルドウィグ・ゴランソン。「ブラックパンサー」で第91回アカデミー賞作曲賞を受賞しています。

すでに公開前から話題のクリストファー・ノーラン最新作「TENET テネット」。この作品は絶対に映画館で観ないと後悔しますよ。映画を映画館で観ることができる日常を噛み締めて、ぜひスクリーンで楽しんでくださいね!

Movie theaters have gone dark. But movies don’t cease to be of value. When this crisis passes, the need for collective human engagement, the need to live and love and laugh and cry together, will be more powerful than ever. We need what movies can offer us.

映画館は闇に包まれてしまった。だが、決して映画がその価値を失うことはない。この危機を乗り越えた時、人々の集まりたいという想いや、共に生き、愛し、笑い、泣きたいという願いは、かつてないほど強くなるだろう。映画館はそのすべてを、私たちにもたらしてくれる。だから、私たちには映画が必要なのだ。

クリストファー・ノーラン  「ワシントン・ポスト」紙への寄稿文抜粋 2020年3月21日付

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■監督・脚本・製作:クリストファー・ノーラン 

■製作:エマ・トーマス ■製作総指揮:トーマス・ヘイスリップ

■出演:ジョン・デイビッド・ワシントン、ロバート・パティンソン、エリザベス・デビッキ、

ディンプル・カパディア、アーロン・テイラー=ジョンソン、クレマンス・ポエジー、

マイケル・ケイン、ケネス・ブラナー

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