テロリストにハイジャックされた旅客機を撃墜し、164人の命を奪い
7万人を救った空軍少佐。彼は英雄か、罪人か?

2/23(金)に開催される舞台「TERROR」は、お芝居の結末を、陪審員にみたてた観客の投票により決める法廷劇です。

私はもちろんまだお芝居を観ていないのですが、

このキャッチコピーだけ見て、「無罪でしょ?」と即答しました。

ですが、なんとこの作品、上映回によって有罪・無罪がけっこう分かれていて、

東京で上演された時の結果は有罪と無罪に分かれてるんです!

 

本公演での判決結果

<東京:紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA公演>(全16回 有罪:8公演 無罪:8公演)
1月16日(火)18:30公演  無罪(有罪165:無罪189)
1月17日(水)14:00公演  有罪(有罪148:無罪139)
1月18日(木)14:00公演  有罪(有罪147:無罪146)
1月18日(木)18:30公演  有罪(有罪158:無罪141)
1月19日(金)18:30公演  有罪(有罪201:無罪187)
1月20日(土)14:00公演  有罪(有罪208:無罪200)
1月20日(土)18:30公演  無罪(有罪166:無罪225)
1月21日(日)14:00公演  有罪(有罪215:無罪207)
1月23日(火)14:00公演  無罪(有罪136:無罪200)
1月24日(水)14:00公演  無罪(有罪164:無罪174)
1月25日(木)14:00公演  無罪(有罪160:無罪178)
1月25日(木)18:30公演  無罪(有罪173:無罪190)
1月26日(金)18:30公演  有罪(有罪229:無罪191)
1月27日(土)14:00公演  有罪(有罪223:無罪203)
1月27日(土)18:30公演  無罪(有罪197:無罪234)
1月28日(日)14:00公演  無罪(有罪188:無罪239)

東京公演の全票数内訳… 有罪 2881票(49%) 無罪 3043票(51%)

私は絶対無罪だと思ってたのですが、有罪の結果になっている回もありますね・・。

これはいったいどういうことなんだろう・・・。

テロリストを追撃する話ではないですが、英雄とされた人物が、法廷で罪を問われるといえば、デンゼル・ワシントン主演「フライト」や、トム・ハンクス主演の「ハドソン川の奇跡」など、英雄行為を行ったからといって、必ずしも100%賞賛されるわけではない、法の裁きというか、個人がとった行動の正当性って、本当に難しいなぁと考えさせられる映画もありましたよね。

 

今回のお芝居は、これらの映画とは違い、

明確なのは、7万人の命を救う為に、164人の命を奪った。という事実。

多くの命を救う為に、それより少ないとはいえ何の罪もない人たちの命を奪うという局面に立たされたパイロットの心境や、その決断に至るまで、

そして、何故他の公演では「有罪」としている人たちがいるのか・・・

とても気になります。

 

原作は、2012年、デビュー作の短編連作集「犯罪」で、日本では本屋大賞(翻訳部門)を受賞し、ベストセラー作家として、全世界にその名前が知られることになったフェルディナント・フォン・シーラッハ。
母国ドイツ国内でも多数の賞を受賞して高い評価を得、続く短編集「罪悪」、長編「コリーニ事件」「TABU」も、次々と話題を呼び、大好評と注目を獲得しています。
刑事事件弁護士でもあるシーラッハは、実際に体験した事件を含む、数々の事件で得られた経験と鋭い観察眼で作品を執筆、深く人間の業に分け入っていく作品は読む人を虜にして離しません。
シーラッハは、‘犯罪’を通して人が「どう生きるべきなのか」を問いかけ、常に罪と隣り合わせで生きている私たちに語りかけてきます。

さて、福岡公演ではどのような結果をむかえるのでしょうか?

少し怖い気もしますが、楽しみです!

注目の法廷劇ですがチケットはまだ間に合うようなのでお早めに!