きっと女の子ならば、憧れるであろうティアラ。ロイヤルファミリーの証としてこれまで様々な場面で披露されてきたティアラ。その歴史は古く、古代エジプトまでさかのぼります。

 

ティアラの誕生は、生者から死者への敬意の印として王族や貴族のミイラに頭上に金のティアラが置かれたことが始まりといわれています。その後ギリシアに渡り細工師たちによって美しさに磨きをかけられたティアラは、最高位に位置するものに捧げられる、神性のあるものとされ神々に捧げられました。ギリシアの神々は、それぞれ特定の植物と結びつけられており、絵や彫像に表すときには頭上には、その神を象徴する植物のティアラが必ず冠されています。例えば月桂樹は芸術と詩の神であるアポロの象徴とされていました。

人に神性をもたらすものとされ「成功と地位と富」の象徴とされていたティアラは、製作された時代の政治や社会情勢と深く関係しており、神々の象徴である植物のデザインからヴィクトリアン様式、ロシアン・スタイル、アール・ヌーヴォーなど、様々な芸術様式が多く取り入れられ、 時代と共にその姿形に変化が見られます。

 

そんな歴史ある素敵なティアラ。今回の2018ミスアースジャパン福岡大会でも3人の頭上で、GEM CASTLE ゆきざき様のゴージャスなティアラがキラキラと輝いていました。ゴージャスなティアラほど、その付け方は繊細で準備が必要だということを知りました。コームが付いていないティアラは、事前にティアラに数箇所Uピンをさしてスタンバイ。そして、ステージ上で着用する際にUピンにアメピンを引っ掛けて固定!(いわゆるピン打ちです。)なるほど!なっとく!です。と、言葉にすると簡単ですが、実はテクニックが必要なんです。

 

©2018ミス・アース・ジャパン福岡

©2018ミス・アース・ジャパン福岡

 

昨年大会の反省も踏まえ、こんな風に付けたほうがスムーズじゃないか?という裏方でのやりとりは、大会を想っての姿勢だと陰ながら感動を覚えました。昨年に続き、今大会ファイナルステージでもヘアショーを披露した、福岡美容室オーナー、美容室「キャンディ」鳥居氏と美容室「ソレア」福村氏の、段取り8分の裏方のお仕事を垣間見ることができました。こちらの方向とこちらの方向でスタンバイしておいて、このタイミングで、ファイナリストやプレゼンターの邪魔にならないよう立ち位置まで決め、最短でティアラを付ける細やかさ。さすがは、美容師さんの仕事!お客様第一主義!お見事でした。

 

©2018ミス・アース・ジャパン福岡

©2018ミス・アース・ジャパン福岡

©2018ミス・アース・ジャパン福岡

 

受賞した3人。ティアラの位置もベストバランスで彼女たちと一緒にキラキラ輝いていました。

©2018ミス・アース・ジャパン福岡

(写真中央:ミスアースジャパン福岡代表「林田 遥(はやしだ はるか)さん」/写真左:ミス・エアー福岡「坂本 山河(さかもと さんは)さん」/写真右:ミスウォーター福岡「河原 寧々(かわはら ねね)」さん)

 

これからの彼女たちの活躍も楽しみですね。ティアラを見かけたら、今回の美容師テクニック裏方話を思い出してもらえると嬉しいな。