突然ですが、あなたは自分の家の玄関の絵を正確に描くことができますか?

私も自分でやってみたのですが、

あれ・・・?なんか違う・・・・と、思った以上に記憶が曖昧なことがわかりました。

 

毎日見ているはずなのに玄関のドアノブや全体の模様など、実際に描いてみると自分が記憶している玄関と、実際の玄関が違うことが多いと言われています。

 

 

これは一例ですが、このように自分の目で見て、脳に送られているはずの情報が無意識に消されているのです。

 

無意識に99%の情報を消し、拾い上げる脳の能力(クセ)

実は私達が過ごす一日の中で、「脳が得た情報は99%消えている。」、「ほとんどの情報があなたの知らないうちに勝手に処理され意識にものぼらずに消える。」

と言われています。

(2017年 サンマーク出版 アラン・ピーズ&バーバラ・ピーズ 『ブレイン・プログラミング』 より引用)

 

“脳に送られるはずの情報が無意識に消されている”と聞くとちょっと怖い気がしますが、この“脳が得た情報を99%消す”という仕組みのおかげで、私達は毎日をおだやかに過ごすことができるのです。

 

 

脳は毎秒、4億ビットもの情報を処理していると言われています。

(※ビットは情報量の最小単位。)

想像してください。

何億ビットという膨大な情報量が一気に私達の意識に流れ込んできたら、パニックになりませんか?

ひとつひとつのことに対して考え、判断することは難しいと思いませんか?

 

そのため、人間は進化の過程で脳が得た情報を99%消すことによって、情報をふるい分け、自分にとって必要で大切な情報だけを拾い上げる素晴らしい仕組みを身につけたのです。

 

 

この仕組みはあなたの日常でも思い当たることがあるはずです。

“空港のターミナルなど人混みの中で自分の名前だけが耳に入ってくる”、“街を歩いていて自分が好きなブランドや買った服が急に目につくようになる”など、これが「脳が自分に必要な情報だけを拾い上げる能力(クセ)」なのです。

 

 

自分の短所ばかり気になる人は、ダメなところを拾い上げるクセを持っているので、

「あの人のここが嫌」「同僚は仕事ができない」など他人に対しても短所ばかりが気になりますが、

自分の長所をたくさんあげることができる人は、よいところを拾い上げるクセを持ってるので他人のよいところを見つけやすくなります。

 

先入観なんかもこの脳のクセといえそうです。

 

その他にも、怖い話を聞いた後に「何か音がした」「聞こえるはずのない声が聞こえた」と感じる現象も同じです。

脳内に“恐怖”が先行し、聞こえているはずの音やなんでもない音を不気味な音のように拾い上げるのです。

 

 

1日の中の小さな嬉しいことを拾い集める

ニール・パスリチャ氏が始めた「1000 Awesome Things(1000の最高なこと)」というブログがあります。

このブログは辛い過去を経験し、悲しみに暮れていた彼があえて日々の小さな幸せを拾いあつめたもので、その後このブログは世界最優秀ブログ賞を獲得し、彼の人生も劇的にプラスの方向へ転換していきます。

 

「電車にタイミングよく乗れた」「スーパーのレジに並ばなくて済んだ」など、脳のクセをポジティブに導き、自分の周りにあふれている小さな幸せに気づく脳のクセを使って、彼自身にも変化が起きたのだと思います。

 

脳のクセ(特徴)なんて考えたことないことですが、知っていて損はありません。

例えば、新しいパソコンを上手に使いたいと思えば

そのパソコンの特徴を知ること、使い方を調べることは当たり前のことですよね?

脳も同じことだと思います。特徴を知ることによって、自分の人生をコントロールすることができるのです。

 

 

あなたは今日感じた小さな幸せを思い出せますか?

膨大な情報量の中から自分に必要な情報だけを拾い上げる脳のクセを使って、小さな幸せを拾い上げてあなたの人生を豊かにしませんか?