長く続いた梅雨も西日本から徐々に明け始めたようですね。

夏はやっぱりテラス飲みが最高!
とはいえ、、、今年は家飲み派の人も少なくないかも?
そんな人達には「ワイン片手にうちで旅しよう」シリーズを読んでもらって、家飲みのエッセンスとして楽しんでもらえたら嬉しく思います。




初夏に飲みたいリースリング = フランス・アルザス 続編 =

シリーズ Vol.1、2では「ドイツ・リースリングの2大産地」を巡り、Vol.3ではフランス・アルザス地方の 「リボーヴィレ」をご案内しました。

今回は、引き続き アルザス地方の「リクヴィル」を訪れて、アルザス・リースリングの魅力に触れましょう ヾ(๑╹◡╹)ノ”


【ウチタビ】フランス・アルザス地方「リボーヴィレ」
 こちら → ワイン片手にうちで旅しよう Vol.3

©️ Tabi Mari




ワイン街道の真珠 リクヴィル

©️ Tabi Mari

リクヴィルは、先に訪れたアルザス・ワイン街道沿いの村「リボーヴィレ」と同じく、中世には領主の城下町として文化が発達し、ワイン造りで栄えてきました。


©️ Tabi Mari

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現在も16世紀当時の姿を留る街並みは「フランスの最も美しい村々」に認定され、毎年200万人以上の観光客が訪れるアルザス・ワイン街道で一番人気の観光地。



腹ごしらえにアルザスの郷土料理を♡

©️ Tabi Mari

アルザスは、料理においてもドイツの影響を多く受けています。
豚肉を使ったハムやソーセージなどの加工食品やオーブン料理が特徴です。


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前菜の定番メニュー「アルザシアン・サラダ」は、サラダとは名ばかりのお肉三昧!


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定番のメイン料理には「シュークルート」や、、、


©️ Tabi Mari

名前は忘れてしまった (^_^;) ミートローフをパイ包みにした感じのオーブン料理。


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レストランでの美味しい料理を食べた後は、村のワインカーヴでテイスティングしましょう!

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アルザス・ワイン街道のワインカーヴは「かつての城壁の内側=村の中心」にあるので訪問するのにとても便利。 基本的にそのカーヴを代表するワインを2〜3種程、無料で試飲させてくれます。(グランクリュなどの高級なものは有料)

もちろん、気に入ったワインがあれば直売価格で購入することが出来ますし、現地以外ではなかなか手に入らないものに出会えるのも醍醐味です! 

一般的に、平日の午前と午後(昼休みあり)の営業時間内でのテイスティングが可能です。



歴史を物語る「アルザスの宝」


アルザスのワインカーヴは、ドイツとの領土争いにおける歴史を物語る一面を持っています。

一般的に、ぶどう畑やワインカーヴは村の外にあるものですが、アルザスでは村の城壁の内側にワインカーヴを置き、戦時中であっても攻撃者からワイン造りを守ってきました。

アルザスの人々にとって、命がけで守り抜いてきたワインは「アルザスの宝」なのです。



それでは! リクヴィルを代表する2軒のワインカーヴをご紹介 ∀o(^^*)♪




ドップ・オ・ムーラン  DOPFF AU MOULIN

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1574年創業の代々家族経営によるワインカーヴ。
「MOULIN ムーラン = 風車」がカーヴのシンボルマークです。

手摘みで収穫したブドウをアルザスの伝統的な手法で醸造し、それぞれの品種の特徴を素直に表現したワイン造りを行っています。


©️ Tabi Mari

リクヴィルに約70haもの畑を所有。


©️ Tabi Mari

「細長い形の瓶=アルザスワイン」だと見分けさせる発案をしたり、シャンパーニュ製法をアルザスワインに適用して「クレマン ダルザス」を開発するなど、アルザスワインの発展に大きく貢献してきたチャレンジャーな醸造家。

アルザスワインは日本食にもよく合うと「お寿司のためのワイン」も開発!




ヒューゲル Hugel

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ヒューゲルは1639年設立で、スイスから亡命してきた創業者から13代目にあたる今日まで100%家族経営。ヒューゲル家の紋章がラベルになっています。

自然環境へ配慮した栽培方法を導入し、化学肥料は全く使用していません。 


©️ Tabi Mari

ワインは、16世紀に建てられた美しい建物内のカーヴで製造されています。


©️ Hugel

遅済みのぶどうや貴腐菌が付いたぶどうで造る甘口ワインの重要性にも力を注ぎました。

©️ Hugel

ヒューゲルの質への高いこだわりから、世界中の評価はとても高く、100カ国以上の海外へ向けて輸出されています。




アルザスのリースリング・ワイン


アルザスでは、生産量の90%が白ワイン用ぶどう品種。 ほとんどのワインがドイツと同じく「モノセパージュ(単一品種)」で造られるため「品種の持つ個性を最大限に活かしたワイン」が生み出されます。


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Vol.1のコラムでお話したように、リースリングはドイツ発祥の品種。
アルザスでは19世紀後半から栽培が盛んになり、今では最も広く栽培される品種です。

上品で繊細な柑橘系フルーツや白い花の香りが特徴で、ドイツのリースリングよりも複雑さとボリューム感が増したリースリング・ワインになります。

同じ品種とはいえ、ドイツで出逢ったリースリング君とは随分と違う印象に感じるはず。



黄金の味わい「グラン・クリュ(特級)」

また、アルザスワインには、認定された51の区画で作られる「グラン・クリュ(特級)」のワインがあり、ブドウは手摘みで収穫され、土地や造り手の個性を色濃く映した秀逸なワイン「黄金の味わい」になります。

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ベーシックなリースリングが、聡明で快活な「アルザスの青年」だとすれば、グラン・クリュは、豊潤さと膨よかさ、凛とした佇まいの「アルザスの女王」




さて、フランス・アルザス地方のワイン旅を2日間ご案内してきましたが、そろそろ次の目的地へ移動するとしましょう!

©️ Tabi Mari



次回はいよいよ、ライン川の源を有するアルプスの国スイスへと向かいます。

ライン川流域のワイン銘醸地を巡るウチタビは最終旅程となります。

SANTÉ ET BON VOYAGE !
〜 乾杯、そしてよい旅を! 〜

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