肺炎(新型コロナウイルス感染症)を起こしたヒトの肺は!?
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は別名、新型肺炎と呼ばれ
肺炎が典型的な症状のひとつとして現れます。
肺炎の診断に用いられる手段として
放射線の一種であるX線を使った胸部X線画像(レントゲン写真)があります。

(肺炎患者のX線画像ですが、厳密にはCOVID-19患者のものではありません。)
肺が炎症(肺炎)を起こしていると,本来は黒く写るはずの肺に“白いもやもや”が見られるようになります。

(肺炎患者のCT画像ですが、厳密にはCOVID-19患者のものではありません。)
CT画像でも同様に“白いもやもや”が見られるようになります。
「当たり前」の感覚の変化
度重なる緊急事態宣言、まん延防止等重点措置が出され、
コロナの感染拡大によって人々の日常生活は一変しました。

これまで普通にできていたこと(親戚の集まりや友人との会食、職場の行事など)は
やってはいけないこと、もしくは引け目を感じながら人目をはばかって行うこと、へと変わってしまいました。
対面で会うためには、その明確な理由付けが必要になってしまいました。
また、「オンライン」需要が拡大しました。
ただ、「オンライン」が生活に浸透しきっている印象はありません。
「オンライン」は、「雑談」をするハードルが非常に上がります。
何か目的がある場合には有益なツールですが、繋がりの間にある「余白」みたいなものはなかなか生まれません。
話が「脱線」したり、何かボーッと考え事をする時間があったり。
議論など、人とコミュニケーションをとる時には、そういった「余白」「脱線」が大切であることもあります。
今までの人と人との交流、人間関係の築かれ方は
不特定多数と出会い、つながった後に人となりを見て相性を感じ、深い仲になっていく
というものだと思います。
(学校やクラスで不特定多数の人と会い、そこの中から友達が出来る、など。)
オンラインを介した交流の場というのは、その逆で
いきなり「目的を共有した者同士」がつながることから始まります。
これまでの人間関係の築き方とは真逆です。
これらの生活の変化は、いつの間にか「当たり前」の感覚となり
今後も新しい「当たり前」がどんどん作られていくのでしょう。
THIS IS YOUR LIFE
当たり前に出来ていたことへの「価値」「感謝」を改めて感じ、
非接触で効率よく出来ることへの「便利さ」「新たな価値」を感じ
当たり前に出来なくなったこと(日常生活の制限など)に対して「不満」「不安」を感じ
コロナによってムダな縛りのようなものがなくなり、良かったと「安堵」をひっそり感じ。
新しい価値観が次々と生まれ、激変するwithコロナ時代だからこそ
「今までの当たり前の日常」のことを改めて考える時間があり
その日常の積み重ねである「今後の人生」について考える機会が増えたのではないでしょうか。
「THIS IS YOUR LIFE」

聞いたことがある方も多いかもしれませんが
NYにある小さなベンチャー企業「HOLSTEE」の社訓です。
下の文は、その中の一節です。
“これはあなたの人生です。”
“自分の好きなことをやりなさい。そして、どんどんやりなさい。”
“すべての感情は美しい。”
“人生は短い。”
“情熱を分かち合い、自分の夢を生きよう。”
こんな社訓の会社で働いてみたいですよね。笑

ものに溢れ、願えば多くのことは手に入り
通信が発達し、情報もたくさん手に入り
便利さが故に
自分の気持ち次第で何でも出来ますよ!という問いを突きつけられているような現代は
昔と同じようには、“幸せ”を感じることが難しくなった時代だと思います。
変化の激しいwithコロナ時代は
より“あなたは何がしたい”という問いを投げかけられる時代。
より“自分は何がしたい”という問いの答えがわからなくなる時代。
だと感じます。
そんな時代にいるヒトの心にスッと入ってくる社訓です。(私だけでしょうか。笑)
私も“自分は何がしたい”という問いの答えを求め悩みます。笑
自分の進みたい道はどちらなのだろうか。

心の中では、上の写真のように、
進む道は決して視界良好!!ではないのかもしれないな。。
恥ずかしながら、コロナに感染した肺のように
自分の心の奥の部分は“白いもやもや”がかかった状態なのかもしれません。

コロナは、1つのきっかけに過ぎないのかもしれませんね。
あなたの心は、どんな状態でしょうか?
周りの目を気にせず、自分のしたいことはなんでしょうか。
ある意味、コロナに感染していませんか??