大河ドラマ「鎌倉殿の13人」見てますか?
三谷幸喜監督の作ということで注目度も高く、1話1話コミカルシーンとシリアスシーンのバランスが良くてとても面白いですよね。
そんな「鎌倉殿の13人」の公開を記念して、その舞台となる神奈川県鎌倉市の観光名所鶴岡八幡宮の境内「大河ドラマ館」がオープンしたとのことで早速行ってきました。
「鎌倉殿の13人」のファンの方は必見の、充実した内容となっていました。
大河ドラマ館の概要
【名称】鎌倉殿の13人 大河ドラマ館
【公開期間】2022年3月1日(火) ~2023年1月9日(月・祝)
【開館時間】9:30 ~ 17:00(最終入館16:30)
※鶴岡八幡宮の祭事等に合わせて変動する場合があります。【住所】鎌倉市雪ノ下2-1-53 鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム(鶴岡八幡宮境内)
【休館日】無休(展示替え休館日除く)
【入場料】
大人 1,000円(高校生以上)
小人 500円(小・中学生)
※割引対象者:身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳を所持されている方
※無料対象者:小学生未満の未就学児、上記障害者手帳所持者の介護者1名【公式サイト】https://taiga-kamakura.jp/
大河ドラマ館は舞台となる神奈川県鎌倉市に建ち、2022年3月1日にオープンしました。
建物は鶴岡ミュージアムという神奈川県指定重要文化財として登録されたもので、今までは近代美術館や鶴岡八幡宮ゆかりの品々を公開する博物館として利用されていました。
鶴岡八幡宮境内にあり、隣にはカフェが隣接。
鶴岡八幡宮へのお参りや鎌倉殿の13人でも描かれている源頼朝のお墓へのアクセスも良いので鎌倉観光のついでに立ち寄れるのが嬉しいですね。
アクセス
大河ドラマ館へのアクセスは電車+徒歩がオススメです。
最寄り駅はJR鎌倉駅または江ノ電鎌倉駅。
各駅東口から歩いて徒歩10分ほどです。
お店が多く立ち並ぶ若宮大路または小町通りを抜けた先にあるのが鶴岡八幡宮。
人の流れに着いていけばたどり着きます。
境内に入って池の先、左側にあるのが大河ドラマ館です。
入場料は大人1名1,000円(高校生以上)・小人500円(小・中学生)です。
案内に沿ってチケットカウンターでチケットを購入、または事前にオンラインで購入しておくことも可能です。
https://taiga-kamakura.jp/ticket/
展示内容
入場口は2階。
階段を上がっていくところに小栗旬さんが演じる主人公「北条義時」のポスター。
オープニングにも使用されているデザインですが、この色合い素晴らしいですよね。
北条義時の存在感を見事の表現しています。
中に入ると監督のあいさつ文や作品概要などが並んでいます。
続いて登場人物を紹介するデジタルサイネージ。
(写真NGなので文章のみで失礼します。)
サイネージの前に立ち、手をかざすとセンサーが反応してパソコンのマウスのように動きます。
好きな登場人物にカーソルを合わせると登場人物の写真と紹介が出てくる仕組み。
最新のデジタル技術が使われているのも面白いですね。
また鎌倉幕府の中枢となる大倉御所を再現したジオラマ(撮影不可)もあります。
ドラマで見ていたやり取りが浮かびますね。
奥には大倉御所の一角を再現した撮影スポットもありました。
烏帽子が設置されているので、それを被っての撮影が可能。
使い終わった後は同じく設置されている消毒シートのご使用を。
撮影で実際に使った衣装や小道具、出演者の等身大パネルもあります。
こちらも撮影OK。
筆者は大泉洋さんのファンなのでお隣で写真を撮らせていただきました♪
テンション上がります。
大型スクリーンは当時の鎌倉の景色が映っています。
「合議制システム」というものが使われており、所定の位置に13人が揃って手をあげると・・・
何が起こるかは行ってからのお楽しみ。
入場者みなさんで力を合わせて楽しんでみてくださいね。
4Kスクリーンではドラマの映像を交えながら撮影秘話や出演者インタビュー、ドラマの見どころなどが紹介されていました。
美しい映像と迫力のある音に、まるで本当にその場にいるかのような感覚を覚えます。
上映時間は2部構成で各11分。座席はあっという間に埋まってしまいました。
鎌倉殿の13人の相関図も用意されています。
歴史に明るくない人でもこれを見れば関係性も一目瞭然。
関係性がわかるとよりドラマが楽しく見れますよ。
最後のコーナーには出演者のサイン色紙が展示されていました。(撮影禁止)
多くの著名な俳優さんのサインが並ぶ一室はかなり圧巻です。
今作に向けたメッセージも書かれているのでお見逃しなく。
展示が終わり、1階に降りるとお土産や関連グッズのショップにつながっていました。
北条の家紋をデザインしたパッケージの鎌倉名物「鳩サブレ」や家紋と北条義時がデザインされたランチトートなど種類も様々。
見るだけでも楽しめるので是非お立ち寄りくださいね。
関連イベント・その他
大河ドラマ 鎌倉殿の13人の公開に合わせ、鎌倉周辺や大河ドラマ館では各種イベントが行われています。
鎌倉駅の13印
鎌倉駅を起点とし、13個の印を集めるスタンプラリーが開催中です。
来年(2023年)の3月31日まで、鎌倉駅で手に入る台帳に大船駅・北鎌倉駅・鎌倉駅の3駅でスタンプを押すと先着でクリアファイルがゲットできるそうです。
また、月ごとに各ポイントにスタンプが設置され、合計で13か所を巡ることもできます。
季節ごとに趣のある景色が広がる鎌倉を1年かけて楽しむことが出来るイベントとなっています。
詳しくはコチラ:https://www.jreast.co.jp/press/2021/yokohama/20220304_y1.pdf
ガイドツアー
大河ドラマ館発のガイドツアーが土日祝の1日2回行われています。(雨天決行・荒天中止)
参加費は1人500円。
2時間ほどかけて鎌倉殿の13人ゆかりの地をガイドさんと共にめぐります。
10:30~と13:30~のスタートで、申込先着順となります。
詳しくはコチラ:https://taiga-kamakura.jp/
鎌倉国宝館
八幡宮境内にある鎌倉国宝館は鶴岡八幡宮に奉納された貴重な武具や仏像、資料が収蔵・展示されています。
大河ドラマ館の入場時にもらえるパンフレットを見せると平常展(300円)が無料で入れるとのことなのでぜひお立ち寄りください。
期間内であれば大河ドラマ館訪問日と別日でもパンフレット提示で無料入場可能です。
鎌倉国宝館:https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/kokuhoukan/
鎌倉歴史文化交流館
鎌倉での出土品を中心に鎌倉の歴史を紹介する鎌倉歴史文化交流館もパンフレットの提示で平常点が無料となります。
鎌倉への造詣を深めるのはもちろん高台から見る鎌倉の街並みと海の眺望も楽しめます。
鎌倉歴史文化交流館:https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/rekibun/koryukan.html
まとめ
大河ドラマ館、ドラマファンにも歴史ファンに楽しめる内容となっています。
舞台となる鎌倉だからこそ出来る詳しい地理的な説明にも興奮しっぱなしでした。
大河ドラマ館自体の所要時間は1時間程度でしたが、国宝館や歴史文学交流館、さらにガイドツアーの参加などをすれば1日満喫コースも組めますね。
鎌倉の魅力をより良くことが出来る、期間限定の素晴らしい展示でした。
ぜひ皆さんも行ってみてください。