“インスタ映え”とは、「Instgramに投稿した写真や、その被写体などに対して見映えがする、おしゃれに見える、という意味で用いられる表現。」 コトバンクより   医療現場での“インスタ映え“?と聞くと、何のこと?と思う人も多いかもしれませんが、僕が普段学んでいる放射線のひとつであるX線(レントゲン)の写真と、いわゆるインスタ映えと呼ばれる写真の撮り方って実は共通点があるんです!  

 

 

 

  ここでX線の説明を少し・・・ X線とは光の仲間です(厳密には粒子性と言われる性質もありますが)。元は、普段目にしている光とほぼ同じモノなんですが、何が違うのかというとエネルギー(波長)です。元になるモノは一緒でも、エネルギーが違うだけで呼び方が変わります。(宝石によっては同じ鉱物からできているのにカラーによって名前が変わるのと同じですね。)え?普段の光と違うでしょ?って思われる方もいると思います。もちろん、X線はエネルギーが大きいので、被曝を充分に考えないといけない、ということが一番違うところで大事なことでもありますが、同じ仲間です。その他に光の仲間として、電子レンジで使われているマイクロ波や赤外線などもあります。  

 

 

 

 

カメラ写真は“自然光”を利用し、レンズを通った光の量の違いが画像になったもの、X線写真は“エネルギーの大きい光”を利用し、体を通過した光(X線)の量の違いを画像にしたものです。 “インスタ映え“する写真を撮るには、同じ場所やモノでも、時間帯や天候などに似合わせて、よりオシャレな写真になるように構図を考えたり、角度や撮り方を工夫したりしますよね!X線写真は、病気の程度や状態、そもそもの個人差など、どんな状況でも安定した確実な画像が求められるので角度や撮り方を調整します。どちらも同じ“光”を使ってより撮りたい写真を撮るために工夫するところが、 いわゆる“インスタ映え“と共通しているのでは??  

 

 

 

 

放射線技師にスマホで写真を撮ってもらうと、インスタ映えする写真を撮ってもらえるかもしれませんよ?(センスの問題もありますが・笑)放射線技師のX線写真撮影では、より撮りたい写真を撮るために数打ちゃ当たる方式は、通用しませんからね。  

 

 

 

今度皆さんがX線写真を撮る機会があったら「こんな状態で体を固定して、この角度で撮らないと見たい体の内部が見れないんだ!」と感じてみてください。   なーんだX線ってよくわからなかったけど光の仲間なんだな〜と、放射線を少しでも身近に感じてもらえたら嬉しいです。X線検査室に入ったら、インスタ映えを思い出してくださいね!