“脳とコンピュータが融合する未来”、が来るかもしれません。

その技術は「BMI」と呼ばれます。

 

皆さんは、BMIという言葉を聞いたことはありますか?

身長と体重で肥満体重か標準体重かを割り出す、健康診断でおなじみのBMI…ではなく。

 

 

この技術BMIの正式名称はBrain-machine Interface(ブレイン・マシン・インターフェース)で、

 

簡単に説明すると、

”頭から出る脳波などを読み取ってモノを操作する技術”のことを言います。

つまり

脳とコンピュータの間で“直接”信号をやりとりするものです。

 

 

「イメージだけで」モノを動かす!!

 

そう聞くと

まるでSF 映画のような話だと感じますが

思っているより、近い未来の話かもしれません。

 

これから先、医療分野で期待されていることを例としてあげると、

麻痺患者さんが

「考えるだけで」、文字をタイピング、パソコンを操作することができる

「考えるだけで」、ロボットアーム(義手)や電動車いすを動かすことができる

などです。(実際に現実化したらすごい!)

 

 

 

ロボットアーム(義手)は動かせるだけでなく

物に触れた感覚(重さ、温もりなど)を脳に伝えることが可能になるだろう

といわれているので驚きます!

 

医療分野以外に限らず、私達の身近なものにも多く応用されていて

「考えるだけで」、パソコン操作をする

「考えるだけで」、テレビのチャンネルを変える

「考えるだけで」、照明やエアコンのスイッチを起動する

といった、コンピュータや家電への研究も進んでいます。

 

実際に

「考えるだけで」、ドローンを動かすことにスポットを当てた

“脳波でコントロールするドローンレース”が2016年4月フロリダ大学にて開催されています。

 

 

2016年10月には

スイスで「サイボーグのオリンピック」と称される強化義体世界大会「サイバスロン」が開催されています。

この大会は、四肢麻痺などを患ったパイロット達(大会ではアスリートのことをパイロットと呼ぶ)が

電動義足・義手などの最先端の支援技術を身にまといレース競技するというもの。

 

具体的にどんな競技があったかというと

脳の信号をキャッチして、レースゲーム内のアバターを競わせる競技や

マヒした両脚の筋肉を電気刺激によって動かし、自転車を走らせる競技が

行われたそうです。

 

また他にも

This Place社は、脳波を読み取ってGoogle Glass(メガネにコンピュータが搭載されているようなものです。)を操作し、

「考えるだけで」、写真撮影やSNSへの投稿ができる「MindRDR」というアプリを公開しています。

 

驚きの連続ですよね!?

 

この“イメージするだけでモノを動かす”技術は

世界的な期待の高さを感じます。

 

2013年、アメリカで巨大科学プロジェクトとして始められた研究プロジェクト「ブレイン・イニシアティブ:Brain Initiative」というものがあります。

これは、脳の神経細胞の動きを調べることで、脳の動きと行動の関係を解き明かし、脳の動作原理を明らかにするという試みです。

BMIの技術を発展させようとする動きです。

「アポロ計画」などに規模に匹敵するほどの国家をあげてのプロジェクトと言えます。

 

 

また、

Facebookも、脳とコンピュータの融合に関して、研究・開発中だということを発表し

その他にも

起業家イーロンマスク氏により、2016年、Neuralink(ニューラリンク)という会社が設立されこの技術の研究が進められていると言われています。

 

日本でも

大阪大学や、国際電機通信基礎技術研究所(ATR)、産業技術総合研究所(産総研)、慶應義塾大学、金沢工業大学などで研究が進められているそうです。

 

 

 

期待が高い革新的な技術ですが

脳とコンピュータが一体となる技術が一般的になったら

いったい今の社会生活はどうなるのでしょうか…。

 

 

イメージするだけでモノを動かせると聞くと、非常に楽しみな新しい技術のように感じます。

しかし、見方を変えると

「脳とコンピュータがつながる」=

「コンピュータを介して他人の脳と繋がることができる」

だと言えそうです。

 

そうなれば、プライバシーはなくなり、

倫理的な問題などは出てくるでしょうし、軍事転用なども当然考えられます…。

 

良い面も悪い面もあると考えられますが

今後の“BMI”技術の動向に注目したいですね。

 

 

今の時代は

電話とパソコン、CDプレイヤーを「1つの機械」としてポケットに入れて

街を歩き、いつでもどこでも手軽に使える時代です。

 

 

ネットで検索することや、音楽を聴くことがなど、すべてがポケット1つでできる!

なんてことは、数十年前には、ほとんど想像されていなかったことだと思います。

 

BMIの技術は、私たちに何をもたらすのでしょうか。

 

新しい技術、BMIに注目しつつ

健康診断でおなじみの、BMIにも気を付けて

健康的に、毎日楽しく過ごしたいですね!(^-^)。